夏の風物詩おばけより怖いもの

猛暑、暑すぎる、
自部屋には日中はおられんわい、
水道の水もぬるいわい、
ということで
１３：００～１６：００の間
関内セルテ１２Fにあるスタジオ月桃荘へ
クーラ効いてていやいや極楽！
フルヴォリュームでギタを弾き
そして叫び、
流石に３時間爆音していると
軽く眩暈が、ちょいと疲労感が、
イイ感じで疲れスタジオを出れば、
やはり暑い、
あちゅすぎる
坂を上り自部屋へ
ああ、
全身びしょぬれでござい、
へとへとになりながら
自部屋玄関までチャリを転がすと、
お、
珍しく隣人も玄関をあけておるわい、
流石にこの暑さにやられているか
越して３年、
隣人が
雨戸を開けているところを見たことがない
洗濯を干しているところを見たことがない
クーラーはあるのか？
数週間前
私が外出しようと玄関を出ると
隣人宅に友人らしき人物がいて
かるく会釈をして前を通り過ぎたんですが
その友人らしき人物が携帯で話していて
「いま、○○さん（隣人の名前）の部屋にいるんだけど、
　すごいことになっているよ、やっと奥までいけた」
そう、この会話を思い出しまして、
ちょいと覗いてみようかと、
どんなにすごいか覗いてみようかと、
おそるおそる開かれたドアの奥を覗こうとすると、
簾が垂れている、
が
簾の隙間から部屋の中がようみえる
ようみえる、
ようみえる、
ようみえる、
透明ゴミ袋が
壁ぎっしり
積み重なっているのが
ようみえる、
ようみえる、
ようみえる、
玄関先だけでなく、
積み重なったゴミ袋は
なにも
玄関先だけのはなしではない、
部屋の置くまで
壁をつたって
ぎっしり
部屋の中を
その透明ゴミ袋は
占めているの
のが
ようみえる
ようみえる
ようみえる

ちょっとですね
鳥肌が立った・・・
一瞬覗いただけですが
鮮烈に私の脳裏に焼きついた
おばけより怖い
で、
いまちょっと冷静になってみると
異臭が無かったな？
あの光景をみて
条件反射的に息を止めたか、己？
にしてもなんにしても
大家にチクる！
あんなのはダメだ、
隣の部屋がゴミ屋敷なんて耐えられない！
その前に、
引っ越す！
もう引っ越す！
そういうことなのだ！
さあ、
明日からまたバリバリ働くのだ！
クソみたいな奴らと
クソみたいな仕事をして
バリバリ働いて
己の中の
クソみたいなものを
吐き出すのだ！
それでイイのだ！
マウンテンデューを飲みながら、
ウダル自部屋の机上にて、
読み返し拒否
Seeya！